NHK交響楽団のOBの方からいただいた非常に貴重な写真です。日比谷公会堂の個人楽屋でダビッド・オイストラフ ( 1908~1974 )が演奏のあいまの休憩時間に左手には ストラディヴァリが 1702年に制作した ” Conte de Fontana ” を持ったままで紅茶を飲んでいます。 ヴァイオリンをテーブルやケースに置いていないのは楽器が冷めないようにの彼の気配りです。 ヴァイオリニストが手にしているヴァイオリンのあたたかさが伝わる写真なので私はとても気に入っています。
注) NHK交響楽団のOBの方は1955年の初来日の際の撮影と記憶されているそうです。