オールド・ヴァイオリンのアーチ表面を再現してみました。

It is the height of the arch of the back plate.

I think is important to asymmetry of the arch.

古代の仏像彫刻でも 座標として『 三角点 』的なポイントを焼いた針でマーキングをして彫るやりかたが行われていました。
私は複雑な立体形状の把握を直線補助線を用いて…『 鳥瞰図的( 空から中山間地の地形… 谷すじや尾根筋を鳥の視線でとらえてイメージを整理しています。)』にやっています。



これに物理上の『 アンカー・ポイント(たとえば上写真の4つの丸印です。)』を強く意識ながら振動ゾーンの関係性(おもに2分割と4分割を意識しています。)を調整する際の” ある種の自由度 ” を得るために焼いた針で定点を定めて… 削りで線が消えてきたら針痕をたよりに また線をいれて彫り進めるやりかたを取っています。

私は楽器の振動板の振動モードは『 4分割 』が最重要と考えていますので、その際のリレーションがスムーズにいくようにという事と、共鳴振動が ” Pull in “などの干渉で妨げられないように『 切り分け 』のためにも直線補助線を用いています。

この等高線は彫り込みの最終確認のために書き込んだものです。




I tried to reproduce the surface of the back plate of the old violin.

I believe the roughness of the surface is not random.
So,  I carved accurately incorporate the arch ridge line and valley line.

The back plate is asymmetric arch.

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