私が製作したヴァイオリンの試奏希望のお問い合わせがときどきありますが、受注製作のために手元に演奏できるヴァイオリンがないのでご迷惑をお掛けしています。
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そこで、オールド・ヴァイオリンの復活型をめざしとして検証をはじめ、2005年に出来上がった最初のヴァイオリン”op.1″ を 長女が使用していますので 試聴のみとなりますが、その演奏会をご案内させていただこうと思いました。
添付動画のように大ホールなどでも問題なく使用出来ており、彼女はそのまま “op.1″だけを使用してきました。しかし、何分に第一作のために 厳密にいえば目標に到達したのはネック部性能だけでした。
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この後、ヘッドや響胴部、それと塗装のクオリティーを上げるために努力をして それに伴い仕様変更をしましたので、”op.1″はプロトタイプとなってしまいましたが、ここまでの期間 私は良好なネック性能のおかげで助けられました。
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11月13日(月)夜は JR総武線 荻窪駅近くの”名曲喫茶ミニヨン”で、今月はカトリックで言う『死者の月』でもあることですし、モーツァルトの『レクイエム』の弦楽四重奏版を演奏しますので、興味がある方は是非よろしくお願いいたします。
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響きを聴いていただければ、50席ほどのギャラリー・スペースですから “良好なネック”と申し上げた意味が すぐに分ると思います。
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散歩の達人の”名曲喫茶ミニヨン”の記事です。
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2023-11-10 5:03 JIYUGAOKA VIOLIN