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現在、カスタムメイドのヴァイオリンを販売しています。

Germany violin  2012年製  ( 改作整備済 )

私は 弦楽器製作以外に、ヴァイオリンや チェロなどの整備や販売もやっています。そして 現在、2012年にドイツで製作されたヴァイオリンに バスバー交換など整備を加えて 性能を向上させたものを販売しています。

試奏していただければ、この ヴァイオリンの高いクオリティをすぐにご理解いただけると思います。試奏をご希望でしたら お気軽にご連絡ください。

なお、この ヴァイオリンの販売価格は ¥350,000- ( 税込み )です。よろしくお願いいたします。

 

 

この ヴァイオリンは、 本日 1月12日に ご縁があったお客様の手元に渡りました。ありがとうございました。

 

2019-12-12          自由ヶ丘ヴァイオリン

本日よりブログを再開します。

old-violin-5-l2016-10-18   Joseph Naomi Yokota

過去ブログ

750-jahre-berlin

 

私は J.F. ケネディが 1963年6月 西ドイツ・ シェーネベルク市庁舎前で 『 自由世界にいきる我々は、どこにいても ベルリン市民である。』 とした演説に共感をおぼえた世代です。

1989年11月9日 雑誌取材でコラムニスト『 えのきどいちろう  』は ベルリンにいました。 彼は『 ”壁”がある東西ベルリンを取材中に”壁”の崩壊に立ち会い、俺って持ってると思った!』 といっていました。 その彼のお土産が 東ドイツ発行の『 ベルリンの街が誕生して 750年 記念切手 』でした。

昔のことですが、私は 1987年の西ドイツ・フランス合作映画 、ヴィム・ヴェンダース監督作品 『 ベルリン天使の詩  』がお気に入りで、有楽町の古びた映画館に4、5回は通いました。守護天使のダミエル( ブルーノ・ガンツ )が カシエル( オットー・ザンダー )に別れを告げ舞い降りた” 流れの瀬 ” で飲むコーヒーを幸せな心持でながめていました。

映画の冒頭のハントケの『 わらべうた 』 にショツクを受けたのをいまでもよく覚えています。

ベルリン天使の詩( うた )

子供は 子供だった頃
腕をブラブラさせ
小川は 川になれ
川は 河になれ
水たまりは 海になれと思った

子供は 子供だった頃
自分が 子供とは知らず
すべてに魂があり
魂は ひとつと思った

子供は 子供だった頃
なにも考えず
癖もなにもなく
あぐらをかいたり とびはねたり
小さな頭に 大きなつむじ
カメラを向けても 知らぬ顔

子供は 子供だった頃

皆さんもご存じなように 1961年8月13日から建設が始まった 『 ベルリンの壁 』は 1989年11月9日開けられ、1990年10月3日 統一ドイツが誕生しました。

私は 時折この切手をながめては 『 時が経つとは、こういう事か…。』 と思っています。

(  2010-11-17  blog より  )

○   このヴァイオリンは 私が側板を復元しました。